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CUAにて、日中泌尿器科会議日本代表、岡山大学泌尿器科公文裕巳教授インタビュー
インタビュアー: 北京大学泌尿外科研究所教授 張祥華

第15回CUA2008年会期間中に、中国泌尿器科学会ホームページの特別依頼で北京大学泌尿外科研究所の張祥華教授が、CUA2008に参加されている日中泌尿器科会議日本代表、岡山大学泌尿器科公文裕巳教授をインタビューしました。

張祥華: 公文裕巳教授は3年連続で中国泌尿外科年会に参加されました。ご感想はいかがでしょうか?

公文裕巳教授: まず、この数年来、中国が大きく変わったと感じました。北京から瀋陽、アモイ、そして今回の昆明、ますます美しくなってきました。また、それと同時に中国泌尿外科学会総会の規模もますます大きくなりました。AUA 、EAU学会総会と違うのは、中国泌尿外科学会総会が国際交流を重視し、毎年、国際的にトップクラスの教授にご講演に来ていただいていることです。それと同時に、英語会場、中日会場および中国と他の国との学術交流会場を設けています。残念ながら、私は中国語が全然分かりませんので、中国語会場の先生方の発表内容を評価することができません。

張祥華: 日中泌尿器科会議は今回で2回目ですが、先生はどのように評価しますか?

公文裕巳教授: 日中泌尿器科会議は両国の先生方のご協力のもと、すでに2回開催されました。心より感謝しています。この2回の交流会はすべて中国で開催されています。中国泌尿器科学会の皆様は多大な努力をしておられます。会議の形式から交流内容まですべて日中双方で相談して決定され、学術交流会の開催は非常に順調になされておりました。発表内容をお互い理解しやすくするために、日中両国の出席者は英語で学会発表をし、討論は通訳をとおして日本語と中国語を使うという形式をとっていました。

張祥華: 第3回日中泌尿器科会議は2009年に日本で開催することになっていますが、公文裕巳教授は何かご提案がございますか?

公文裕巳教授: 第3回日中泌尿器科会議は、2009年に日本の岡山で開催する予定です。中国泌尿器科の多くの先生方にご参加いただきたいと思います。私達は第3回日中泌尿器科会議を成功させ、日中泌尿器科の学術交流を一層発展させていきたいと思います。会議の日期は2009年4月17日ですが、前2回と同じような形式で開催したいと思います。また、同時期に第97回日本泌尿器科学会総会も岡山で開催されますので、中国の先生方に日本泌尿器科学会についても理解を深めていただきたいと思います。

張祥華: どうも有り難うございました。

(中国泌尿器科HPより翻訳・転載 文責: 賀来春紀)