ニュースレター
留学生調査ご報告
日中泌尿器科会議事務局長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学 賀来春紀

日中泌尿器科の皆様、 こんにちは。
近年、日中双方の努力により、泌尿器科領域で学術交流が盛んに行われており、両国の医学の発展に大きな貢献をしています。

今回、日中泌尿器科の交流事業の発展のため、また、日中泌尿器科会議ホームページの広報のため、我々は日本各大学泌尿器科での中国人留学生、研究生の受け入れ状況を調査いたしました。

2007年3月末までに日本の大学での中国人留学生、研究生の総数は173人にのぼり、日本の80所の大学のうち、69%が中国人留学生、研究生を受け入れていました。

北里大学は最も多く20人で、次いで東京大学の11人でした。留学された先生方の大半は帰国し、中国の各大学および研究機関のトップとなり、各領域で活躍しています。また、少数の先生方が欧米に渡り、さらなる研究をされています。
現在、22名の中国人留学生・研究生が、15の大学で学んでいます。

最近、日中両国の医学教育の発展のため、日本の各大学で中国人留学生の受け入れの拡大を計画しています。
今後、我々は留学生のネットワークを完備し、情報提供などをしていきたいと思っています。


最後に、今回の調査で、ご協力いただいた各大学関係者の方々、厚く御礼を申し上げます。